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施工例
HOME > 施工例 > 補修・クリーニング 01 M様|三和石材店

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ご相談の内容

施工前


建立して40年以上たっているとのことで、ご家族のお墓の状態を点検して欲しいとのご依頼です。
そこで職人による現地調査を行ったところ、以下のような状態であることがわかりました。


現状把握

施工前背面


まず、全体に苔がむしていて石の内部まで根をはっています。
そのため色にムラがあり、日焼けによるまだら模様ができています。

石がズレていますコンクリートの目地が割れています割れた部分から植物が割れた部分から植物が…

目地にはコンクリートが使用されており、それが割れてしまっています。
そのため、石と石がズレて隙間ができています。

石のズレ石のズレまだら模様がついた墓石まだら模様がついています

一方、地盤は堅固であったため補強の必要はありませんでした。

しかし古い造りであるため、墓の上部から納骨堂および骨壷の中に水が侵入してたまっていました。
また、ご記名塔が苔や金箔の剥離により見えなくなっています。

苔がむしている苔がむしている読めない状態の記名塔読めなくなったご記名塔


ご依頼

修復が困難な場合には新規の建立もお考えであるとのことでしたが、石の変色についてはクリーニングで、その他の部分については原型を活かしたリフォームにより修復が可能であると判断しました。
そこで、納骨堂の排水・換気に配慮したリフォーム案を提案いたしましたところ、M様にご快諾いただき、施工となりました。

スペーサー
STEP1クリーニング

高圧水流洗浄

まずは専用の薬剤でキレイに磨き、その後に高圧洗浄で苔を根から洗い流します。

丁寧に磨きます丁寧に磨きあげます 仏石もしっかりと仏石もしっかりと

スペース
STEP2リフォーム工事

最近のお墓の多くは納骨堂の横に扉をつける構造になっているため、上部からの雨水の浸入を防ぐことができます。

しかし、古いお墓は納骨堂の上部からお骨を収める構造になっているものが多いため、どうしても雨水が浸入してしまいます。

M様のお墓も、やはり水がたまりやすい構造でした。

そこでお墓の背部に扉を新設し、さらに新たな換気口を設けることで納骨堂内部に湿気がたまりにくい構造にリフォームいたしました。

施工後

Before After

施工前 背面スペーサー施工後 背面


目地は、コンクリートを使用するとどうしても膨張・収縮によりひび割れが発生します。

そこで耐震用の専用接着剤を使用して隙間をうめていきます。

Before After

石のズレスペーサー石のズレ施工後

石のズレ施工前スペーサー石のズレ施工後

石と石のズレも同時に、耐震用接着剤を使用してしっかりと固定します。

施工後

Before After

金箔入れなおし前スペーサー金箔入れなおし後

最近ご依頼の多い施工、金箔の入れ直しです。

木の根が出てきていますスペーサーコンクリートで固める

木の根が張ってきて、石を押し出そうとしています。
そこで、植樹された部分に玉砂利を敷いたり、またはコンクリートで固めるなどといったご提案もさせて頂きました。

photo gallery

記名塔施工後施工後
金箔入れなおし施工後クリーニング施工後
クリーニング施工後クリーニング施工後
施工後施工後

最後に御骨壷の水を除去し、お骨の清拭を行って施工完了です!

施 工 期 間
クリーニング、リフォーム施工、納骨観音扉取り付けを合わせて3日間
施 工 料 金
約 300,000円

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